売れない保険屋さん

セールストークのネタになれば。

~第43話:プルデンシャルな日々(概要)~社会に出たらパンツを脱ぎなさい。

社会に出たらパンツを脱ぎなさい。

~第43話:プルデンシャルな日々(概要)~

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バカな私が奇跡的に受かった大企業でパンツを3回脱いだ結果、ヘッドハンティングされ、エリート集団と呼ばれるプルデンシャル生命に合格し、入社した話。

ここまでの話をまとめるとこうなるし、もうパンツは脱がないと決め、人生を掛けてチャレンジした外資系生命保険業界への挑戦。プルデンシャル生命での話は時間とネタがなければ書いていこうと思うけど、ここから先は「概要」のみでまとめます。

プルデンシャル入社後の最初の2年は新人としてプルデンシャルの所長や支社長の管理下にびっしり置かれる。教育もしっかり洗脳されるほど施され、2年を終えたころにはこの業界で生き抜けるか死ぬかほぼ決まる。もちろん新人期間中である2年以内に死んでしまうケースも大変多い。私のプルデンシャル生命での同期も半数近くが2年を終える頃に死んでしまった。

私も生き抜くために必死だった。私は毎週1件以上、契約を結んでくる事でモチベーションを保った。たった1件だけだけど、時間が経過するにつれ、その1件がどんなに難しいか。私は週1件で150週(約3年くらい)連続で成績を出せた。しかしながらプルデンシャルの先輩達はそれを週3件の契約で150週連続(3年)とか200週連続(4年)とかのルールでやって来たのだ。あんなに苦しい連続挙績をさらに私の3倍のペースだ。盆だろうが正月だろうがクリスマスだろうが暑かろうが寒かろうが、台風だろうがゲリラ豪雨だろうが、つまりもう、それは変態だらけだ。

※プルデンシャルでは成果、成績の事を「挙績」と言います。

ちょうど90週くらいの頃だった。あと少しで2年が終了、新人期間終了のタイミングを迎えるのだが、本当にニッチもサッチも上にも下にも行かなくなった。苦しい時は親に頼み込み、兄に頼み込み、親友に頼み、親族にまで頼み込んでまで繋ぎ紡いだ連続挙積だった。

(これを切ったら人生が終わる)

これは決して大げさでもなければ高い目標でもない。大手の企業、高い年収を捨ててまで飛び込んだ世界であるし、せめて年収1,000万円を超えないと借金すら返せない。

切りたくない!切りたくない!(本当にいないか?)

ここまでやって来たのに!(本当か?)

もう見込みはないのか!(本当にいないのか?)

悪魔がささやく。

恩師の課長には断られた!(だからどうした)

前職の同期・工場・下請け・職員には全部行った!(そんなのアタリマエだろ)

(お前、この業界、舐めてんじゃねえぞ)

(生き残る気あんのか?)

(まだいるだろうがよ!)

悪魔か天使かわからないけど、そうだ、その通りだよ。俺、甘えてたよ、人生掛けてチャレンジしたんじゃないか。プライドもクソもないよな。行かない理由なんかない。

 

・・・よし、行こう。

 

ボブ子、女王、バツ子、そしてノリピー。

私がパンツを脱いだ輝かしい時代を駆け抜けた主役たちだ。

 

・・・さあ、パンツオールスターの出番がやってきた。

 

もう少しつづく

(何が概要のみだww)