売れない保険屋さん

セールストークのネタになれば。

プルデンシャルを辞めさせたいのですが

「私の彼がプルデンシャルで、結婚も考えているし転職して欲しいのですが、どう説得したらいいですか?」

上記と同じような内容の質問をかれこれ通算4名様ほどからいただきました。それぞれ個別でご返答させていただきましたが需要は多いと判断しましてブログに投稿します。それぞれ入社何年目かもわからないし、年齢もバラバラなので難しいお話しではありますが。

辞めずに成功出来れば一番いいのですが、本当に厳しい世界ですからね。私は基本的にプルデンシャルは大好きです。いい会社ですし、◯年ですがボチボチ長く働けた事を今でも光栄に思います。


さてプルデンシャルのライフプランナーはその入社後の教育と環境によって人格が変わるほど洗脳・・おっとっと、「意識改革」させられます。
そして教育はもちろんですが、意識が継続し続けるのは環境そのものにあるかもしれません。

そして長くなりますので先に結論ですが方法はあります。私が友人にしてもらったように洗脳解体・・おっとっと、元の意識に戻すことが最短かつ最適な方法です。

※参考ブログは最後にリンク貼りますね。

そしてプルデンシャルに限らず、保険外交員の彼氏・旦那様を持つ女性の方はどんなに厳しい世界でパートナーさんが戦っているのか参考になれば幸いです。

 

さあ行くど。アナタの彼氏(ダンナ)がプルデンシャルを辞めれない要因は大きくこの5つ!さあどれだ!ww


①プライド→アメリカ最大級の金融機関でかっこいいっしょ。

②夢→カネ稼いでウハウハ。

③誇り→週二日の出勤で最高っす今さらリーマン無理。

④責任感→友達とかお客さんに「一生続けます!」とか言っちゃって契約取った手前、辞めるとか言ったら文句言われそう。

⑤環境→エグゼクティブ(最高位)の先輩スゲー!外車とか腕時計とか給料とかめちゃくちゃスゲー!

 

①プライド→食えない
プルデンシャル・ファイナンシャルは確かにアメリカ最大級の金融機関ですがただそれだけです。食えません。

②夢→食えない
夢はお金が叶えるものです。つまりお金も成功すればウハウハですが、今、苦しんでいるなら成功する余地はほとんどありません。つまり食えません。

③誇り→食えない
週2日の出勤でしかも午前中には解放される。こんないい会社はありませんし、子供の運動会とかなんかの発表会とかラクショーです。いい会社だぞ~家族も喜ぶぞ~と私のマネージャーもずっと言ってました。とてもいい環境ですが、法人営業でもない限り、特に落ちてる人間は土日も仕事しないと食えません。アタリマエだろ。

④責任感→食えない
私はこれもネックでしたね。友達やその紹介者から「絶対に辞めないでよ」とか言われまくった事が最後まで私を苦しめました。もちろん「辞めない事」が契約に含まれているワケではないのでドライに考えればそんな言葉は売り言葉に買い言葉。しかしながら意識改革されてしまったライフプランナーは「一生私が担当しまあああす!」などと大きく、そして到底不可能な事を言ってしまう手前、かなり良心の呵責に苛まれます。しかしながら良心がいくらあったって見込み客が続かないと食えませんし、自分を信頼して加入してくれた人は「紹介」を出してくれるハズですよ。「紹介」を出してくれた人が何人いるか数えたらいいです。紹介くれないと信頼されている事にはなりません。ライフプランナーが一番欲しいのは「紹介」なのですから。

⑤環境→食われたらオシマイ
神のように崇められるエグゼクティブライフプランナー(最高位LP)や※MDRT入会者、その他も法人営業バリバリで一撃必殺で数百万~千万円を稼ぐ先輩達がすぐ隣の席にいると、自分もカンタンにそうなれると思えちゃうから不思議ですがめちゃくちゃ努力しないと絶対になれない事に気付かない。つまり、とても簡単に夢が見れちゃうんですよね。
※MDRT→カンタンに言うとめっちゃ頑張っている人で世界基準。つまり稼いでいる人。
そして音と映像を使った華々しい映像で始まる週たった2日の出勤日。数字の結果発表と軽く連絡事項伝達で出勤日は午前中でおおよそ終了。こんなラクショーな出勤が他の会社にあるか?サラリーマン時代と比べると天国と地獄。絶対に辞めたくないとぬるま湯に浸かっていく日々。

ぬるま湯に浸かった夢見るカエルももちろん努力はしますが結果が付いてこないと卑屈になったり心が折れたり。そんなカエルを慰めてくれるのが同じぬるい環境で頑張る仲間たち。旅行だったり飲みに行ったりゴルフに行ったりw傷を舐め合うカエル軍団で団体行動を始めますが、(あいつより稼いでいるから大丈夫)とか少しでも思い始めたらもうオシマイ。いくらカエルでも下を見始めたらオシマイなのです。

長くなりましたが、まだ続きますw
プルデンシャル生命に在籍していると「自律」という言葉を多く聞きます。「自分を律する」という意味で、カンタンに言うとぬるい環境と弱い自分に甘えるな、という事だと思いますが、大変深い言葉と思います。そして稼いで夢をつかんでいる先輩方は間違いなく会社を「ぬるい」と感じた事は一度もないでしょう。自分を戒め、何があってもとにかく前へ。友達に嫌われても、ファミレスで水を掛けられても、しつこいと怒鳴られても、厳しいクレームを受けても、何があっても強い意志で保険営業に人生を掛けた人しか高見に登れない世界は自律した人しかつかめません。これってかなり難しい事ですよ。

そしてプルデンシャルだけじゃないです。保険会社はたくさんあるし、その保険営業に人生を掛けた方は一歩外に出るとウジャウジャいます。つまりプルデンシャルの営業マン含めて全員ライバルなんですよね。売ってるものは「保険」でみんな一緒、「見込み客」は奪い合いだぜ。食物連鎖の頂点に立たないといずれ食われてしまう事になかなか気づかない。ライオンですら手負いの状態なら生存競争に敗れてしまいます。今、気持ちが折れていたり、精神的に参っている状態なら間違いなく生存競争に勝てません。回りは全員、各業界でならしたツワモノ共でっせ。つまり今がカエルじゃ今後は絶対に食えません、むしろ食われるエサになるだけです。

私の同期でまだしがみついているライフプランナーがいます。新人時代には結構な数字を挙げて、一時期はかなりの収入をゲット。そして週休5日でウハウハな生活が染み付いてしまい、今さらリーマンに戻れない体質になってしまったようです。今は月に1~2件程度の状態らしいけどそれじゃ間違いなく退職コース。もちろん会社としても厄介者扱いされますが、本人は抜け殻のようになりながらも周囲のプレッシャーを回避し続けてプルデンシャルにしがみついていました。この前偶然会ったので話を聞くと「顧客を裏切れない」と言ってたけどそれはもはや「言い訳」でしかならない。独身だから別にいいけど家族がいたら絶対に無理ですね。私もそこはかなりネックだったから気持ちはわからないでもありませんが。

これもわかりにくいかもしれませんが、売れないライフプランナーはチームや支社の成績(平均値)を下げる要因になりますから、頑張っているライフプランナーやマネージャー、もちろん支社長からも目の敵にされます。ただこれを誤解してはいけません。基本的に会社の発展の為に会社の成績を下げる人を切り捨てる必要があるのは当然です。それがフルコミッションの世界です。つまりそれでもしがみつくのは支社長やマネージャーのプレッシャーに負けないとっても強い精神力が必要なのです。本人の事を思うと次の仕事に就いた方が幸せなのだけど。


色々な要因が混ざり合って、辞めれない、辞めたくないは人と状況によりそれぞれだけど、おおよそ原因は以上だと思います。※身に覚えのある方、下でポチっと★くださいw

 

さて、辞めさせるにはどうしたらいいか。前置きが長くなりましたがそれにはワケがあります。
とにかく本人の思い切った意識改革が必要です。つまり洗脳を解体しないといけません。それは本人にとって「大切な友人や大切なパートナーさん」ほど効果があります。難しいですが心から本人の置かれている立場を理解し、共感してあげる事が第一段階です。それはとっても難しい事ですが時間を掛けて膝を寄せてじっくりと一晩中でも話を聞き、理解しましょう。夜が最適です。(夜は感情が高ぶりますので。)どうして前置きを長々と書いたかと言うと、落ちていくライフプランナーはおおよそ同じ道を辿るのでじっくりと話を聞くにも予備知識が必要だからです。
※オトコがオトコの洗脳を解体するなら下記リンクの私がされたように一気に行くのも手ですが、これは女性からの申し出ですのでその前提で書きます。

そして状況を理解したら別の日に今度はひたすら反対処理です。簡単に言うと、仲間だと油断させといて内部から一気に塗り固められた脳みそを崩していくワケです。ひとつひとつ丁寧に負けずに反対して行ってください。あくまで仲間だという立場であまり感情的にならずにひとつひとつ丁寧に。

「信頼されているのに裏切れない!」

「保険は信頼されないと入れないの?」
「信頼されたならたくさん紹介だしてくれたんだよね?」
「これからも信頼される人は増えて行ってどんどんきつくなるんじゃない?」
「もっと苦しむアナタを見たくないよ」

相手を逆上させずにじっくりと。ゆっくり染み込ませて行って下さい。
ちなみに私の妻は「あんたに保険は合わないよ!」とズバっと切り込んできましたね。怖い妻でしたから(笑)

「お金が入らないならそれは仕事じゃないよ。趣味の世界だよ。」
「子供の将来はどうなるの?」
「もう辞めて。固定給の会社に転職して」
「月18万円でいいから」

まあそんな感じでしたが。立場は完全に妻が上だったしとにかく厳しい妻でしたので。でも今はとっても感謝してますよ。
「夢のような給料よりも女は確実な固定給が嬉しいよ」

って言うのは最後のクロージングでしたが具体的な「月18万でいい」がグサっと来ましたね。だってお金持ちになりたい!っていう凝り固まった夢を一撃で崩したのが「月18万円」でしたから。(月18万でいいのか・・そっか・・!)と思った記憶はかなり鮮明に残ってますね。今、月18万だと一晩中、正座で説教されますがw

逃げ道を作ってあげるのもいいかもですね。「固定給がある保険屋さんはないの?」って事です。実は私が取った方法はそれで、私は裏切ったと思われたくないお客さんから逃げました。プルデンシャル出身なら固定給で雇ってくれる保険代理店などたくさんあります。「独立します」とか「代理店立ち上げに携わる事になった」とか適当な事いってれば一応、保険を辞めない、裏切ってないと言い訳できるし、新しい職場でけっこう成績は上がります。そして落ち着いて他の会社に転職。けっこういいパターンですよ。また、私もそうでしたが大手保険会社の総合職から声が掛かる事もありますしお客さんを納得させるにはいいかもです。総合職は全国転勤あるから辞めましたけどね。

いかがでしょう?説得するって事は根気もいるし、大変な作業ですが目を覚ます事が出来たならきっと感謝されますし、二人の愛はより深くなると思いますよ!

 

 

うちはならなかったけど(笑)


さて、私が洗脳解体されたブログがありますので一応、リンク貼っておきます。併せて読んでみて下さい。ちょっと時間なくてバタバタ書いたので文章が支離滅裂だったらごめんなさい。過去、退職された方の体験談などありましたら是非気軽にコメントください。みなさんの役に立ちます。また共感したり役に立ったら★とかなんでもいいのでお願いします。はげみになります。なかなかブログ書かないくせにw
おしまい。

www.pamda.xyz