売れない保険屋さん

セールストークのネタになれば。

保険相談を受けてみた。プルデンシャルの保険

プルデンシャルを辞めてもなお、保険の相談が大変多い。
1月はなんと4人から電話があった。みんな今の担当に相談してよ・・・。というか
今の担当に相談した結果、提案されたプランが果たして正しいのかどうかって判断をしてくれって事らしい。

あのね・・・。
まあいいや、と思っていい機会だし、最近のプルデンシャルの保険をじっくり見てみた。

プルデンシャルに限らず、円建ての保険は全滅だなあ。変動金利を使った「変額保険」が辛うじて・・・って感じだけど運用結果は保証されないからね。

そこで「外貨建て保険」という選択になるのだけど、これは相変わらず素晴らしく、見事な保険内容だった。

もちろん私がやっていた時期に比べると割高になってしまっているけど、円建て保険と比べると月とすっぽん、AV女優と団地妻くらいの差があるよ。ドル建てはスゴイよ。

日本人が持つ特有の「為替の不安」さえ取っ払えば・・・これは相変わらずバカ売れするだろうね。ここで為替のうんぬんかんぬんを語るつもりはないけれど、頭にこびり付いたイメージを取り払うのは意外と難しいから「円がダメになってもドルがあるし、ドルがダメになっても円がありますよ」っていう通貨分散の考えが最近の女性には効くみたいだ。
高齢化社会だとか日本の経済が衰退するとか中国の所得が10倍くらいになっているとかインドがすげーって言ったところで全くピンとこない、肩までどっぷりぬるま湯につかったゆでガエルちゃんたちは聞く耳を持ってくれないのだ。

●ドル建て終身保険
●ドル建て特殊養老保険(ドルRI)

世帯にもよるけど女性ならこの2本と掛け捨ての死亡保障を付ければかなりいい感じですネ。

「あの、医療保険はどうすれば?」

「東京海上のメディカルキットRで」

「あの、ガン保険は?」

「東京海上のガンRで」

今すぐ病気する予定がないのならこれが鉄板かな^^

つーか、なんで私がクロージングしてんだ。紹介手数料よこせ(笑)


おわり

死にそう

現役LPからのご相談

この方、当ブログで何度も質問をいただき、私も他人事と思えなくなってしまい、何度かアドバイスを差し上げましたが「自分なら向いているハズです!」「プルデンシャル生命にチャレンジします!」と強い意志で飛び込んで行きました。
この度、入社されて4カ月目にして再び相談をいただき、晒すワケではありませんが、回答が長くなってしまいそうなのでブログとして公開させていただきます。
(許可はいただいております)
最近はプルデンシャル生命と言えば、セシルマクビー出身のLPさんの話題で持ち切りですが、「華やかな裏にはこういう現実がある」って事も併せてご一読いただけましたら。

それと私ごとき辞めた人間が偉そうにアドバイスもどうかと思いますが、この方への何かのヒントになればと思って書かせていただいてます。あしからず。

 

manmaiさん
ご無沙汰してます。お元気ですか?^ ^
3W(1週間に3件取ってくる事)は全然できそうにないので、僕は毎週挙積にこだわって頑張ってましたが、今週で途切れてしまいました。泣きながら東京に戻っているところです。
X(知り合いの事)がいなくなってきて、最近は街で声をかけたりもしながら見込み客を発見しようと頑張っています。
泥臭く必死に頑張りたいという気持ちはあるけれど結果が一向に出さず。本当に辛いです。
お金も底をつき、この仕事を辞めるか本当に悩むところまで来てしまいました。
今までお預かりしたお客さんのためにも続けたいですし、この会社の考え方が好きなのでまだまだいたいのですが、お金がなくて商談中に全く余裕がなくなってしまっている自分がいるのも感じています。
manmaiさんはすごく実績を挙げられていたようですが、僕は全然ダメすぎて正直悔しくて涙が止まりません。
もし、働かれていた時に周りに僕と同じように入社して4ヶ月目で死にそうになっている人を見たことがあれば、是非アドバイスをいただきたいです。どうかよろしくお願いします。

たった4ヶ月で死にそうですか・・・。実際に死んだ私が言うのもなんですが、ざっくり言うと普通の人レベルですね。
私は変態レベルでないと成功しないって書きましたけど、残念ながら変態ではなかったようですね。
そんな事はおいといて、ところで、「毎週挙績にこだわってる」と書かれていましたが、切れるとわかった瞬間、友人とかからクーリングオフ前提でも申込みをもらわなかったんですか?なんで?どうして?クーリングオフは結果であって、挙績になりますよ。泥臭い事してまでこだわってやるってそういう事かもしれませんよ。クーリングオフ前提だろうがなんだろうが、「申込用紙にサインをもらう」って行動を止めちゃダメです。ウソ・偽りが自分のポリシーに反するだろうがなんだろうが、毎週の連続挙績を止めるって事は急ブレーキなんですよね。クーリングオフ前提でも「面倒だからそのまま申し込むわ」って10回に1回くらいは契約になる事だってあるかもしれませんよ。
私は確かに150週、約3年連続しましたが、これ以上下げる頭はないくらい下げました。土下座もしました。記録を切りたくなかったから。
(クーリングオフ前提は2回ありましたが)

X(知り合い)がいなくなっているってありましたけど、本当ですか?携帯のメモリー、見てみてください。掛けてない人たくさんいるんじゃないです?少なくとも私はそうでした。この人誰だっけ?みたいな人、たくさん携帯にありませんか?私も死ぬ直前はさすがに全部掛けましたし、少しだけ延命できましたヨ。掛けてない先が100件くらい残ってましたから。
客待ちしているタクシーの運転手に一台ずつ声掛けしましたか?都内に山ほどあるコンビニを回りましたか?コンビニより多いと言われている歯医者さんとかに歯石だけでも取りに行きました?飛び込み営業しましたか?ダメ元で異業種会とか出てますか?異業種会は出るだけムダだけど、出ないよりマシですよ。普通に名刺交換してもムダだけどね。
苦しいなら所長に真剣に相談しましたか?所長やエグゼ、売れてる先輩に「教えてください」と死ぬほど懇願しました?したかもしれないけど死ぬほどしてないでしょ?ちょうど4ヶ月って「我」が出る頃でもあるんですよ。
カバン持ちでもなんでもお願いしましたか?エグゼや売れてる人の商談に同席させてもらった事ありますか?私は何度も同席させてもらいましたよ。さすがにカバン持ちまでは断られたけど、おかげで先輩に売り方をべったり教えてもらいました。商談後は毎晩のように酒飲みながら説教です(笑)アレはキツかったなあ。
まあ、これくらいの事は普通にやっているとは思いますがそうだったらごめんなさい。
そしてお金がないってありますが、4か月ならまだ規定給は出てるでしょ?それでみんななんとかして来たんだからなんとかしなきゃ。できないなら経営破綻してるって事ですよ。
それでもダメそうなら所長に言って、限界まで給料もらったら?TAP中(入社して2年)は規定給しか出ないなんて嘘だからね。上限いっぱいまで給料くれって言えばそうしてくれるよ。

なんて色々キツイ事いってスミマセン。辞めた人間が偉そうに、ねえ、ホント書いてて恥かしいわ・・・。今現在、全力で頑張ってる人に向かってごめんなさいね。でもまあ、上記はおおよそやりましたよ、私。

さて、話変わって、所長や支社長、営業所からのプレッシャーはキツイですか?「高い死亡保障と高い保険料を提案しろ」って言われてませんか?そんなの気にせず死亡保障を最低保険料の3,000円で売り続けたらどうですか?女性なら貯蓄系のドルRIやドル終身を最低保険料で売り続けたらどうですか?「お客さんは意外と死なないよ」なんて貯蓄タイプばかり売ってた有名なLPの人が言ってたしね。周囲にとやかく言われようが、長く続ける方法は間違いなくコレじゃないかな?

※プルデンシャル生命は死亡保障を売ってナンボって風習があります。貯蓄は売れてアタリマエだから貯蓄ばっかり売ってると後ろ指を刺されるのです


異業種会に行って「お金をめちゃめちゃ増やすスゴイ保険がありまああす!」と言って頑張ってたLPもいたよ。今の利率は知らないけどそれでもドルRIは最強じゃないのかな。
お金大好きな女子や独身男性にドルRIを提案するのだ。それでも高いって言う人には挨拶程度に月3,000円程度で家族収入保険を提案するのだ。
落ち目の時こそ安い小口契約の顧客を増やす事が大事。社長杯だとかキャンペーンだとかくそくらえ。基本的に高い保険料は嫌われるのだ。嫌われると契約もうまくいかないし、紹介も出ないから心も折れて行くんです。
こんな方法は絶対に所長から否定されるかもしれないけど、個人事業者なんだから所長の給料とか営業所の成績とか知ったこっちゃないよ。続けたいならそれしかない。

それか、辞めちゃうか。ラクになるよ。どうせ辞めちゃうならキズを広げないうちにさっさと辞めてしまった方が得策です。
4ヶ月頑張って来たんだし、どれくらいの軒数と保険料を預かってるか知らないけど、食って行けないならそれは仕事じゃありません。ただの暇つぶしです。

でもね、「逃げ癖」って付くんだよね。5年くらいで死んだ私が言うのもおこがましいけどたった4ヶ月ならせっかく入ったプルデンシャル生命に在籍した意味ないよね。ここで諦めたら次の職場もきっと長く続かないよ。甲州さんじゃないけど死ぬ気でやっても人間なかなか死なないよ。多分。

せっかく連続が切れたんだから「もう知らね」って感じで逆にチャンスと思って小口でいいから保険を売りまくって件数だけでも稼ぐべきですね。大きな保険料や見込み客は必ずそのあとくっ付いて来るよ。

前のブログでも書いたけど、「記憶に残らない保険契約」を実践されてはいかがでしょうか?どうせダメならダメ元です。

数の理論「記憶に残らない保険契約」 - 売れない保険屋さん

1回死んだと思ってリセットですね。これでダメならもうダメです。さっさと辞めてしまった方がお客さんの為かもしれませんね。

※私と市場が違うかもしれませんが、想像する限り、そんなに違わないとも思えます。まあ、つまりこの限りではありませんのであしからず^^;

先に死んだ根性ナシが偉そうに書いておわり

「記憶に残らない保険契約」

「保険なんか掛けてる事を忘れてもらうくらいがちょうどいいのさ」

プルデンシャル時代、ある先輩が私に言った言葉の意味が今となってようやくわかる気がします。それがなぜ「今」なのかは置いといて。そして珍しくマジメな内容なのでつまらない内容です。悪しからず。

今、私が再び保険業界(プルデンシャルとは言ってないw)にチャレンジするとするならば、法人営業ではなく、個人(世帯)をしっかり掴みたい。そしてマネージャーや支社長になんと言われようとも高い保険料でのプランを提案せず、とにかく最低限の保障のみ提案する事に徹底する。
私がプルデンシャルに挑戦していた時期はどうしても「高い保険料」での契約が給料面にしてもメンツにしても営業所(マネージャーの給料)にしても重要になる雰囲気だった。社長杯だとかのプレッシャーもあったし、こっちも給料もらわないと生きていけないからね。
きっとそんなノリは今でもそんなに変わらないのではないかなと思うけど、それが私を含め、多くの人が失敗する元凶だと思うのです。もちろんプルデンシャルでこんな事を言うと「甘い」と言われるんだろうけどね。

 

「保険なんか掛けてる事を忘れてるくらいがちょうどいいのさ」

ある異色を放っていた先輩がタバコを吸いながら言ってくれた言葉。キャリアの長いベテランライフプランナーの先輩がそう言ったのは意外だった。

「毎月引かれる保険料が気にならないレベルじゃないとなw」

その先輩いわく、保険の内容なんていくら説明してもほとんどの客が忘れる。いくら貯蓄するにはもってこい、プルデンシャル最強の商品である「ドルRI」などで納得して加入したとしても、最終的には「保険料が高い」って印象しか残らない。(※ドルRIについてはこのブログのどっかに書いてますw)

「保険料が高いと意識されたら紹介も出なくなる」

確かにその先輩は毎週毎週、「安い」掛け捨ての死亡保障のみで契約を積み重ねていた。安いとは言え、掛け捨てだから死亡保障も大きく万が一の時には十分だと思える内容だし、そして何より圧倒的に顧客数が多いのだ。

忙しいでしょう?毎週、何件も契約してくる先輩に聞いてみた。

「ん?こんなもん、ちょいちょい説明したら終わりだろうがよw」

ん~!確かに。死亡保障に加えて貯蓄タイプの話までするから保険料が高くなり、一発で決めれないお客さんに対してクロージングも発生するわけなので、なんとなくお互いシコリが残るし時間も掛かるのだ、だから結果として「紹介も出ない」ワケで。

(※貯蓄タイプ=高い、掛け捨てタイプ=安い、です)

「保険は、高い安いじゃねえんだよ」

つまり、顧客数が大事だと言っていたのだ。小さな案件を多く積み重ねる事で、一見、その後のフォローなどが大変そうに思えるのだけど何せ「掛けてるのを忘れるくらいの保険料」だから月末で落ちなかっただの、保険料が厳しいだのと言ったありがちな愚痴も文句も出ない。その代わりその先輩には紹介の電話が良く掛かって来ていた。

「長く続けるにはひっそりこっそり・・・な」

確かにその先輩は週間トップだとか月間トップだとか取らないし、目立たないのだけど安定して成績を挙げ続けていた。社長杯なんかも興味なーしって感じで(笑)

「俺はあいつら(エグゼの人たち)みたいにはなれんけどな」

最高位であるエグゼクティブライフプランナーの人たちは「神」とあがめられ、件数も保険料も異常な世界で戦っている。あの人たちも「落ちる」ワケにはいかないのだ。プレッシャーもハンパないだろう、すごい精神力の世界だ。俺は派手じゃなくていい、そんな世界では戦わないと言っているのだ。

さて、毎週毎週、5万円の保険を1件決めるのに必死になっていた私に対して、1万円前後の保険を1~2件ほど契約してくる先輩は年に2回ほど大きな法人契約まで決めてくる事があった。

「先輩すげーっすね!」

「うーん、俺はいいって言ったんだけど」

超お金持ちの社長に対していつも通り掛け捨ての安いヤツを提案したら、逆に気に入れられて「会社の保険、面倒見てくれ」ってなったらしい。マジかw

当時の私は死亡保障と貯蓄を掛け合わせたベストプランと思えるものを堂々と提案していた。平均が月4万~5万円と言った感じ。もちろんクロージングも必死で、サインする旦那さんを心配そうに見つめる奥さんの顏を気にしながら心を鬼にしながらサインをもらっていたし、「落とす」事も多々あったのだ。

今考えるとなんて対照的だろう。私は華々しい社長杯やコンテストに踊らされていたのではないか。さらには利率の高いドル建ての保険などが大好きで「絶対に加入しないと損」だと心から思っていたものだ。結果、保険料が高くなり、見込み客の枯渇を招く。

一方、その先輩は掛け捨ての安い死亡保険のみをサラっと契約しては、次々と紹介をもらっていた。顧客からの愚痴やクレームもなく、掛かってくる電話は紹介の電話がメインだ。

「先輩、貯蓄の保険は売らないんすか?」

「ん?葬式の時に『この保険、いくら貯まってますか?』なんて聞くヤツおるか?」

高い保険はカネが余った時に相談してくれればいいのさ、と笑いながら言っていた先輩の言葉は当時「ガンガン行くぜ!」「俺もエグゼになるんだぜ!」と思ってた私の心には一切響かず、いつしかプルデンシャルを辞めざるを得なかった状況に追い込まれれば追い込まれるほど高い保険料の魅力に勝てなくなって行った私は実践する余裕もなかった。

まさにその先輩の考えは「死亡保障こそ大事」であるというプルデンシャルの理念通りではないか。今もその先輩は変わらずコツコツと安い保険料で安定した成績を挙げ続けていると小耳に挟んだ今日この頃。

「ひっそりこっそり」を実践し、高い保険料などでストレスがないお客さんを多く抱える事が多くの紹介を生み出す。そして退職する事なくお客さんの担当をずっと続けられる事こそお客さんが望んでいる事であるのだと思う。

たまにはマジメに終わり。そろそろアホな記事でも書こうっと。マジメは疲れるw

甲州さん、私のブログがバズりましたよ!

昨日、突然このブログがバズりました。マジびっくりした。通常の5倍強の訪問者がいたのだけど、どうやらTwitterでこの記事がつぶやかれた事?が発端だったようだ。

president.jp

それで色々ツイートされたようだけど、私は正直Twitterってやってないし、よくわかんないからアレだけど、なんかまとめたサイトもあったから転載。

42歳で亡くなったプルデンシャル生命のカリスマ営業マンの思想に賛否両論、ここまでやるか?の声も・・

 私ごとき負け犬がこの甲州さんをどうとかこうとか言うつもりは毛頭ないけど、言いたい事を言う人のあまりの多さにビックリする。42歳で亡くなってしまった生き方を美化するつもりも擁護するつもりも全くないし、それがTwitterというモノなのだろうけど、「2年連続チャンピオン」という事実を軽んじていないか。知らない人には全くわからない世界だろうけど、知っている人には想像を絶する世界である事は事実だ。

「死ぬ気でやると死んでしまう」と話題でバカにしているようなコメントが目立つのだが、本当に死ぬ気でやった事がある人間が何人いるんだろう?甲州さんが「死ぬ気」でやったかどうかは知らないが、「死ぬ気」でやらないと「チャンピオン」など到底つかめる世界ではない。それを2年連続目指し、達成してしまった甲州さんは本当に命を懸けたかもしれない。ぜひ、ツイッターで適当な事をつぶやいている方々にはどんな小さな世界でもいいので、「日本一」をつかんでいただきたい。もちろん死なない程度でいいからさ。

ただ、1点だけ私も納得が行かない事があった。私も何度か社長杯の入賞に到達し、私など入るだけで精一杯の社長杯でTOPの壇上に上がる甲州さんを見た。そして亡くなってしまった甲州さんの追悼集会のような社長杯にも出た事があったのだけどあれは衝撃的だった。初めて社長杯に入賞した新人くんたちに失礼なほど、亡くなった甲州さんのために時間を取ったのである。甲州さんに指導されて初入賞を果たしたライフプランナー達が遺影を持って壇上に上がる。それについては全く問題はない。甲州さんは大変後輩思いの人だったのだろう、素晴らしい事だ。また、ご家族を呼んで思い出を語るなどの追悼時間を取った事も問題はない。故人を偲ぶ事自体、全然問題ないのだけどそれをなぜ社長杯でやるのだ。社長杯は甲州さんだけのものではない。入賞した全員がそれこそ「死ぬ気」で目指した場所なのかもしれない。私も初めて入賞した瞬間は泣いたくらいだ。そんな社長杯は甲州さんのモノではなく、入賞した全員のモノだ。こればっかりはプルデンシャルの経営陣にいら立ちを覚え、それこそ初めて入賞した後輩の新人くんたちに申し訳なく思ってしまった。お互いを称え合う華やかな場所をお葬式ムードにするんじゃねえよ!と声を大にして言いたかったけど、所詮、私のようなギリギリで入るような人間に発言権などなく、発言するには力が必要だと改めて実感したりした出来事だった。

さて、亡くなってまで私のブログをバズってくれた甲州さんに感謝しつつ、ネットの力はすごいな~などとも思いつつ、亡くなってまでも影響力を残す人物はやっぱりすごい人なのだな、とも思いつつ、甲州さんの生き方を小馬鹿にする輩にはぜひ日本一をチャレンジしてもらいたいと心から祈りつつ。

さて、昼飯でも食って、と。到底日本一などなれない私は楽に生きよう。

おわり