売れない保険屋さん

セールストークのネタになれば。

ハイパーインフレ(なんか強そう)

ハイパーインフレ(強そう)

この前、インフレ(インフレーション)について書きました。確かに50年前と比べたら物価は変わっている。初任給8,000円でうちのオヤジは生活してたんだから。

明日。突然、牛丼一杯1万円になったら

さて、この50年って言う時間がいきなり明日だったらどうなるでしょう?今、財布に1万円入ってます?今なら牛丼20杯くらい食べてもお釣りが来ますよね?

では早速、牛丼屋さんに行きましょう。お会計で「牛丼1杯、1万円です」って言われたら?・・・おおい!ギリギリじゃねーか(笑)

まあ、明日ってのと金額はわかりやすくしただけなので、適当ですが。

つまり、たったの1年間くらいで物価が2倍や3倍になることをハイパーインフレって呼ばれています。財布の1万円は5,000円以下の価値になっちゃうって事です。牛丼1杯1,000円~1,500円くらいかな。

物価2倍で説明します

ここではわかりやすく、来年の物価が2倍という前提にします。

アナタに貯金が1,000万円あったとします。それが来年には500万円の価値しかなくなります。って宣言されたらどうしましょう?

「まあ、みんな一緒ならなんとかなるんじゃない?」「国がなんとかするんじゃない?」って思う人も多そうですね。それが日本人のいいところ(笑)私もなんとなく「国がなんとかしてくれそう」と思っちゃいますもん。でもきっと助けてくれません。国もそれどころじゃないんだから。それにご丁寧に宣言とかしてくれませんよ。

じゃあどうするか?私だったら今のうちに貯金は外貨口座を作って移します。きっとね、インフレが起きた時、日本は円安です。1ドル200円くらいにはなってると思うんです。

つまりこういう事

私は今、1ドル100円台のうちに1,000万円を米ドル口座に移しています。

そしてインフレが起きて、1ドル200円になって円に戻したら、2,000万円になってるワケです。「やったー!1,000万円儲けた!」と思った人、ハイ。違います(笑)物価が2倍だからそれは1,000万円の価値しかないのです。でも、私の貯金は守れたでしょ?外貨に変更せず、1,000万円をそのまま握ってたら500万円の価値ってことですよ。

こんな感じで資産を守ることを「通貨分散」って言います。所詮お金持ち相手の話だろ?って思います?違いますよ。みんな誰しも出来る事です。

手軽に始めるには?

とは言え、外貨口座とか面倒だしよくわからないって人、たくさんいると思います。そういう時に手軽に始めれるのが、「外貨建て保険」です。

プルデンシャル、ジブラルタ、アリコ、かな。ソニーもあるのかな。まあ、そのあたりはぼちぼち調べてもらうとして、外貨建ての保険に加入したらいい。

特に外貨口座が必要ではなく、みなさんが普段使っている地銀、メガバンク、ゆうちょでOKです。日本円の保険気分で始められます。

保険料は毎月変わる

ただ、毎月の保険料は変わりますよ。プルデンシャルの場合は毎月末の為替レートで翌月の保険料が決まります。以前、書きましたけど、50ドルくらいから始めたとして、1ドル100円の時は5,000円の保険料、120円なら6,000円、90円なら4,500円です。為替を行き帰りするには手数料が発生しますが、面倒なので割愛します(笑)

「ねえねえ、貯金いくらあるの?」

「私?5万ドルくらいかな」

・・・なんか、かっこいいよね(笑)

さあ、外貨保険を始めてみよう。

終わり