売れない保険屋さん

セールストークのネタになれば。

~第13話:逆襲のボブ子~社会に出たらパンツを脱ぎなさい。

⑬社会に出たらパンツを脱ぎなさい。

~第13話:逆襲のボブ子~

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メンヘラ

語源は2ちゃんねるの「メンタルヘルス板」より由来する。 メンタルヘルス板とは「心の健康」について取り扱う板。 2ちゃんねらーの間で「メンタルヘルス板つにいるような人間」をメンヘラーと略されるようになり、それがメンヘラになった。 主に心に病気を抱えた人について使われる言葉として扱われている。

 

上記の通り、引用を見るともしかしてボブ子は「メンヘラではない」のかもしれない。その代わりと言ってはなんだが、ヤリマンでストーカーだ。時は4月。結論から言うと私は10月で転勤になる。その間の6か月間でヤリマンストーカーボブ子の猛攻を食らった。それはそうとストーカーはメンヘラじゃないんだろうか。

4月、ボブ子も社内で異動となり、私の担当から外れた。私は仕事の為に女王を選んだワケだし、利用価値がなくなったボブ子に意思を伝える事にした。

「アナタの事が好きではなくなりました」

「なのでこの関係は終わりにしよう」

「・・・ふーん。別にいいよ」

(あれ?やけにあっさり引き下がるな?)

と違和感を感じるも、一応は納得してくれたと一安心だった。これで夜の仕事も「億単位の発注件を持つ女王」一本に絞る事が出来る。

しかし、まさか、まさかこれがボブ子に対する宣戦布告になるとは。

ボブ子の攻撃~防戦一方~

ボブ子と別れて1週間くらい経った時、いきなり私は劣勢に追い込まれた。まず、社畜な私が帰るのはだいたい26時くらいだった。つまり深夜2時。今話題を独占している刈り上げ君もびっくりのボブ子の先制攻撃から始まる。こちらは完全に別れたと思っているし、完全に意表を突いた奇襲で実に見事な作戦なのかもしれない。

マンションの駐車場に帰り着き、車を止める。

「おかえり・・・」

完全に油断していた。車の鍵を閉めた私の隣にいつの間にか立っている。

うお!(°◇°;) ビクッ

「・・・おいおい、何時と思ってんだ?」

「会いたくて。部屋に入れて」

タクシーに乗って来たらしいが、到着したのはPM9くらいだったらしい。

(何時間待ってんだ・・・)

帰れとも言えない時間、ボブ子はお泊りセットの準備もバッチリだ。

「疲れてんだからすぐ寝るぞ?」

「うん、全然いいよ。シャワー浴びてきたから」

(いや、つーか俺たち別れたじゃん・・・)

私もとにかくシャワーを浴び、布団に潜り込むともちろんボブ子も入ってくる。

(頼む、大人しく寝てくれよ・・・)

時間は深夜3時、疲れていた私はすぐに寝落ちた。徹夜も多い仕事だったけど、寝れる時に寝ておかないといくら徹夜上等でスーパー社畜、つまり「パ畜」の私でも体力には限界がある。パ畜だって疲れるのだ。

そして朝方5時頃、熟睡していた私だけど、異変に気付き目が覚める。

 

・・・・?

ボブ子が鬼のような形相で私に乗っかってる?

ハアハア言いながら腰を振っている・・?

ん・・・・?

んんん~??

 

うお!!!(°◇°;) ビクッ

悲しいかなマイおティンティンも臨機応変に反応し、見事に挿入されている。

「うおおおおい!何してんだ!お前!」

ボブ子を跳ねのけておティンティンを確かめる。ムードンコの装着はもちろんなしだ。今までボブ子相手にムードンコなしでSEXをした事はない。それは相手が誰であれ徹底していた。もちろん女王しかりだ。万が一妊娠なんて事になったらそれこそ一巻の終わり。そしてたとえしっかり装着してても中田氏の真似事などしない。それが風俗嬢であっても仕上げは長年連れ添った彼女(右手)を使って必ず外でイク。私はプロだ。避妊には自信があるのだ。大学時代、合コンだとか近くの女子大生だとかあれだけ遊んできても妊娠の実績はゼロだ。特に私にとってムードンコを装着してても中田氏の真似事は自殺行為。なぜなら自慢じゃないが私のおティンティンは人並以上にジャンボで、ジャパニーズサイズのムードンコでは破れた事も多々あったのだ。したがって日々、枕を涙で濡らしながらドラッグストアを回り、アメリカンサイズ(大きい人用)と書かれた一品に出会ったあの日のうれしさと言ったらこの上ない喜びだった。私だって努力をしているのだ。最近は技術も発展したのかムードンコの性能もかなりアップして、なかなか破れない超うすうす君も登場し重宝しているのだけど今から20年近く前は私のジャンボおティンティンに100%耐え得る強度の信頼性が高いムードンコはほとんどなかった。

 「ええ~、いいじゃん」( ̄▼ ̄*)ニヤッ

ボブ子は完全に目がイってた。跳ね飛ばしてもなおボブ子は私のおティンティンにむしゃぶりついてくる・・・!

「だからやめろ!」

なんとか必死でボブ子の性欲を抑えようとしたけど何をしても無駄だった。仕方なくアメリカンサイズのムードンコを装着し一戦交える事にし、相手を一通り満足させる頃には朝方の6時、おお、おはようございます。なんと起床の時間だ。

2時間くらいは寝たようだけど睡眠不足は否めない。ボブ子も出勤があるのでその時間からタクシーで帰らせる事にして、その日のバトルは終わった。

だけど・・・

だけどボブ子の反撃、本当の地獄はここからだった。

つづく

(やっぱりボブ子はメンヘラだと思うんだけどなあ)