売れない保険屋さん

セールストークのネタになれば。

パチンコで負けたら保険に助けてもらえ!契約者貸付制度

生命保険の難しい話をカンタンに。

解約するな、契約者貸付でしのげ

私は「契約者貸付制度」に何度も助けられました。まず、前提として内部で保険料が貯まっていく「貯蓄タイプ」の保険であることが前提ですヨ。銀行や郵便局、タンス貯金と違って、生命保険の貯まる部分(いわゆる解約返戻金部分)は1万円の保険料を払ったからと言って、いきなり1万円が解約返戻金(かいやくへんれいきん)として貯まっているワケではありません。それこそ1年間はほとんど貯まらないと思って下さい。2~3年目くらいからようやく貯まり始めますがそれも1万円入れて5千円とか6千円とかそんなペースをイメージください。そして長い年月を掛けてようやく実際に払ったお金が運用されて内部で貯まったお金がイコールになって行く・・・。そんなイメージです。

補足:今は金利が悪いから払ったお金と解約返戻金をイコールにするとなると、なおさら長い年月が必要となって来ますね。今は円建ての保険だと元通りまで30年くらいは掛かるのかな。「なんだそれ、損するじゃん」と思ったアナタ。違います。その間、アナタの背中には莫大な死亡保険が付いて回ります。特に保険に入った瞬間、例えば保険料を5,000円とか1回でも払った瞬間、莫大な死亡保険がアナタの背中に発生するのです。そう考えれば保険ってやっぱりスゴイのです。

契約者貸付制度

さて、前置きが長くなりましたが、こいつを有効に利用しましょう。本当に奥が深いのですが、「お金がない時に助けてくれて、お金がなくてもちゃんと保険が続けられて、死んじゃった時には莫大な保険が支払われる。しかも返さなくていい」そんな制度です。自動振替貸付ってのもありますが、まあ似たようなものなので一緒にしておきます(笑)

さっそく借りてみよう

けっこう、手軽に借りれますよ。

私の場合、車検があるの忘れてたとか、車が突然壊れて修理代が必要だとか、パチンコで負けまくって生活費が足りない時とか(笑)、いわゆるお金がないとき、数年くらい払い続けた貯蓄タイプの保険があったのでそれから借りてしのぎました。

その時にたまっていた解約返戻金の70~80%を借りる事が出来ます。もちろん私はフルに借りてましたよ(笑)保険会社にもよりますが、早い場合は翌日です。大変助かります。電話一本で振り込まれてました。そんなに早いのはプルデンシャルやジブラルタくらいかな?まあ他もあまり変わらないとは思いますけど、そこは各自の保険会社次第ですが、かなり早いですよ♪

ポイントは担当者ではなく、カスタマーセンターに電話を掛ける事。担当者が忙しかったらそれだけ手続きが遅れちゃう。担当者を仲介すると、会社によっては面倒なこともしばしば。まあ、それは好きなようにしてください。

お金がなくても保険が続けられる

やべ、(二か月連続で)保険料が落ちてねえ!失効するかも?

大丈夫です。貯蓄タイプだったら内部で貯まった解約返戻金から自動に保険料に割り当てられます。自動振替貸付ってヤツです。まあよく似てますのでここでは同じ扱いにしました。

要注意なのは掛け捨ての保険です。掛け捨ては内部で貯まりませんから失効の対象になります。滞ることなく、貸付でお金を借りて、通帳にお金を入れておきましょう(笑)

借りたお金は返さない

返さなくて大丈夫です。

私は返したことなんてない。金利?そんなの大したことないですよ。気にしない、気にしない。返さないからと言って、保険会社や借金取りに追われるワケじゃありませんから(笑)

きっちり満期でキッチリ予定通りの解約返戻金をゲットしたいならお金があるときにぼちぼち返せばいい。そんなキッチリとした人生設計されてる方、尊敬します(笑)また、いくら借りてもまた毎月保険料は通常通り引き落とされます。だって解約しているワケではありませんから。それが大きいのです。つまり、保険はちゃーんと生きてるってことです。

亡くなった時にどうなるか

とはいえ、借りまくった挙句、死んじゃったらどうなるのでしょう?

全く無問題です。ノープロブレム。まず、例えば死亡保障が1,000万円の終身保険に加入しているとして、生前に借りたお金が500万円とする。となると500万円の死亡保険金が払われます。つまり借りた分、引いて払うよってこと。もちろん多少の金利分までは引かれますが遺族が受け取る莫大な保険金から見たらそんなもの大したことないのです。

例えば、終末期医療でお金が掛かったり、まだ体が動くなら家族で旅行とか、やりたい事もあるかもしれません。その時に解約せず、借りて、治療費や旅行代に充てる。そして亡くなってもちゃんとお葬式代が出るってワケです。払ったお金より多くのお金が発生します。

めんどくさいので割愛しますが、いくら借りても損することは全くない。それが生命保険のスゴイところ。掛けた瞬間、掛けたお金より莫大な保険金が付く。愛する家族を守りながら生活も助けてくれる。それが生命保険だからです。

難しかったでしょうか?たぶん、1,000万円の終身保険だと1,000万円払い込む必要があると思う人も多いだろうな。実際は700万円くらいなのかなあ。今の利率はわかんないや。ちなみに私のドル建て終身は500万円払って1,000万円の保障が付いてます。500万円、タダです(笑)

おわり